トルコリラNEWS!



ロシアとトルコはシリア停戦で新たに合意!

吉報です。

エルドアン大統領とプーチン大統領の首脳会談が行われ、
シリアのイドリブを巡る衝突について、あらためて停戦に合意したと発表されました。

首脳会談後の記者会見で、
「3/6午前0時1分、つまり真夜中から停戦が実施される」

プーチン大統領は、
「我々は共同文書で合意した」
「イドリブの緊張緩和地帯での戦闘終結と、一般市民の苦しみを終わらせるのに優れた基盤となる」

エルドアン大統領は、
新たな停戦合意でも、
「トルコはシリア政府軍から攻撃があれば、いかなるものでもすべての力で報復する権利を留保する」

ひとまずシリア問題は落ち着きそうですね。

エルドアン大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領による、極めて重要なシリア会談が終了した。

エルドアン大統領とプーチン大統領は、会談の後に記者会見を開いた。

およそ6時間にわたり交渉したと述べたエルドアン大統領は、

「イドリブに暮らす400万人の人々をテロリストと呼んで激しい爆撃を浴びせることは容認できることではない。政権軍から逃れた150万人の地域住民がトルコ国境に押し寄せている。トルコはこのような脅威に対して身動きしないままではいない」と話した。

イドリブ緊張緩和地帯を定めた2018年のソチ合意を蹂躙するような諸々の出来事の第一の責任者は、攻撃を続け、地域の安全を破壊しているシリア政府であると述べたエルドアン大統領は、

「トルコ軍の兵士たちを狙う政権軍の攻撃により痛ましい事件が起きており、イドリブで新たな状況を築くことは不可欠だ」と語った。

地域で今日の真夜中から停戦が発効すると伝えたエルドアン大統領は、

「トルコはこの過程で政権軍がなし得るあらゆる攻撃に対し、全力で、そして全地域で応じる権利を有するものとする」と警告した。

会談の主催者を務めたプーチン大統領は、

「重要な事態において、結ばれた合意に基づき、和解することに、いつでも成功してきた。解決を導いてきた。今日もそうなった」と話した。

プーチン大統領は、エルドアン大統領と、民間人の痛みを消し、停戦を導き、人道支援実施に役立つ証書を作成したと述べた。

プーチン大統領は、今年3度目となる会談をしたエルドアン大統領に、ロシアを訪問したことで感謝の意を述べた。

その後、1日かけて作成された証書を、メヴリュト・チャウショール外務大臣と、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣が読み上げた。

この証書で、イドリブで停戦が発効されるとともに、一切の軍事活動が中止され、M4幹線道路の北側と南側に6キロメートルに及ぶ安全回廊が築かれ、トルコ・ロシアの合同パトロールが3月15日に開始されることが定められている。