FXでは2国間の金利差に応じてスワップポイントが付与されます。
これが365日、毎日です。

では、土曜日、日曜日、祝日の扱いはどうなっているでしょう。


スワップポイントとは?

通貨ペアのポジションを日跨ぎで保有した場合は、その2国間の金利差に応じてスワップポイントが受け取れる金利調整額です。


土日分のスワップはどうなるの?

為替市場は土日の取引が休みです。
そのためスワップポイントも発生しません。
しかし、土日の分は特定の日にまとめて反映されます。


スワップが3日分つく曜日は?

一般的に水曜日のニューヨーククローズ時点で3日分のスワップが付与されます。

・月曜日:1日分
・火曜日:1日分
・水曜日:3日分
・木曜日:1日分
・金曜日:1日分
・土曜日:なし
・日曜日:なし


なぜ水曜日なのか?

これは受渡日のルールに関係しています。
FX取引の受渡しは原則「取引日+2営業日後」となっているからです。
(例)水曜日の取引の受け渡しは金曜日

このルールによって、土日分は実質営業日の月曜日から2営業日の水曜日となります。


スワップポイントの祝日の扱いは?

祝日などで市場が休場の場合も、例外的なスワップ付与が行われます。

祝日スワップの基本ルールとしては、祝日がある通貨の国の市場が休場ときに適用されます。
例えばトルコリラ円なら、日本とトルコの祝日にはスワップポイントの付与はズレます。

スワップが前倒しもしくは後倒しで複数日分まとめて発生します。
基本的には前倒しでスワップポイント付与されます。

各FX会社にて「スワップカレンダー」などで確認するといいでしょう。